思ったより難しいのですが、理由は1つ、出汁です。どこに隠れているか分かれば対処できます。
韓国のスープ・チゲ、そして多くの野菜のおかずまで、煮干しや牛肉の出汁で作られています。キムチにもたいていアミの塩辛や魚醤が入っています。皿の上は野菜だけでも、ベジタリアン対応とは限りません。ここが唯一にして最大の確認点で、メニューを見ても分かりません。
肉と卵を抜いたビビンバ(コチュジャンも要確認)、牛肉なしで作るチャプチェ、野菜キンパ、野菜のスンドゥブ、プチムゲ(チヂミ)、そして後述の精進料理店。それでも確認する価値はあります。「比較的」という言葉が効いています。
韓国仏教の精進料理(사찰음식)は定義上ヴィーガンで、さらにニンニクやタマネギを含む五葷(ごくん)も使いません。ソウルには専門店があり、特に仁寺洞や曹渓寺の周辺に集まっています。国内で最も確実な選択肢であり、料理としての完成度も高いジャンルです。
「チョヌン チェシクチュイジャエヨ」(저는 채식주의자예요)=「私はベジタリアンです」。実用的なのは「コギワ センソン ペジュセヨ」(고기와 생선 빼주세요)=「肉と魚を抜いてください」。出汁については「コギ ユクスド アン ドェヨ」(고기 육수도 안 돼요)=「肉の出汁もだめです」。口で言うより、書いたものを見せるほうが確実です。